SSブログ

ボルボV60 T4 SE試乗 [ぶらり]

IMG_0648.jpg
マイナーチェンジで大きくイメチェンしたボルボ60シリーズ。
写真だと地味になっちゃったかな?と思いつつ、
ディーラーへ伺い実車のチェックと試乗をさせていただきました。
 http://www.volvocars.com/jp/all-cars/volvo-v60/Pages/default.aspx

店内にはマイナーチェンジされた2014年モデルと、
従来デザインの2013年モデルとの両方が展示されていて、
比較にはちょうど良い機会でした。

見慣れている2013年モデルも当初は、
ボルボにしてはかなりアグレッシブなスタイルでした。
2014年モデルではフロント周りが整理され、
ライトの配置がすっきりしレーダーなどの出っ張りも目だたなくなり、
長く乗っても飽きない良い意味で”フツー”の顔つきになりました。

#従来の顔が好みでしたら、今のウチならお得に購入できるかも(^^)

車内のほうは、まずはやっと付いたパドルシフト(ベースグレード除く)。
メーターもV40などと同じ液晶表示となって、
モード切替ができるようになりました。

V40と比べ寸法に余裕があるので、
185cmの私が後席に座っても窮屈なカンジはしません。

リアの収納スペースは昔のボルボをイメージすると、
だいぶ狭くなったな・・・となりますが、
私自身は以前ほど荷物を積み込んで出かける機会が減りました。
大きなサイズを積むならもちろんワゴンですが、
セダンもトランク自体は深く、スペアタイヤ分のスペースも使えます。

車両価格の差額(20万円)をオプション代に回して、
セダンを選ぶというのもアリですね。

IMG_0649.jpg
続いて試乗です。
色は今回より追加されたパワーブルー。
当日は雨天だったため、くすんだ感じに見えますけど、
陽が当たるとキレイな発色をすると思います。

エンジンは4気筒1.6Lターボ、最高出力は180PS。
1,600~5,000回転で最大トルクを発生する欧州車で標準的なタイプで、
スペックの不満は全くありません。
というより発進時はもう少し抑えてもいいくらいに元気に回ります。

トランスミッションは6速のデュアルクラッチ。
トルコン式ATとの違いはほとんど感じられません。
ただ、MTを運転しているクセで、
低速時にアクセルワークで調整しようとすると、
ギクシャクした動きになったこともありましたが、これは慣れの問題ですね(^^;)

乗り心地は407よりちょっと固めかも知れませんが、
50タイヤを履いていることもあって、不快なショックはありません。
座り心地のよいシートと合わせ、長距離へ出かけてもおそらく快適でしょう。

2020年までに新しいボルボ車が関わる死亡者や重傷者をゼロにする
『ビジョン2020』を提言しているだけあって、
安全装備は盛りだくさんです。

今回の試乗でもACC(アダプティブ・クルーズ・コントロール)を始め、
車線逸脱をチェックするLDW(レーン・デパーチャー・ウォーニング)、
側後方の視界を監視するBLIS(ブラインドスポット・インフォメーション・システム)
などを実際に体験。

少しでも交通量が増えてくると実質使えない以前のクルーズコントロールと
比べるとACCなんか格段に運転者の負担を
減らす機能だと思います。

ただしこれらの装備も完璧ではなく、
あくまでドライバーをサポートするものなので、
どこまでクルマ任せにしてよいのか、試乗していて迷いがあったのも事実。

まだ慣れないせいもあるでしょう。
同乗した営業マンも、
機能毎にキャンセルできるので必要なものだけ使えば良いと
アドバイスしてくれましたが、各社装備が揃うまで、
しばらくはクルマの進化に戸惑う時期なのかも知れません(^^;)

話はそれますが、先月FSWでISを試乗した際も
比較試乗車のパーキングブレーキの使い方がまちまちで、
悩ましいですね。
昔ながらに座席間のレバーを引き上げるDS3は、
旧車の領域か?と思ったり(笑)

ドイツ御三家のDセグメントセダンは高過ぎると思われる向きには
オススメしたい60シリーズですけど、
コスパの高いT4 SEにセーフティーパッケージやレザーシートの
オプションを加えると結構な価格になってしまいます(^^;)

あとは”安全”に対する投資をどう考えるかで、
判断が別れるところでしょうね。
IMG_0653.jpg
タグ:ボルボv60
nice!(2)  コメント(3)  トラックバック(0) 
共通テーマ:自動車

nice! 2

コメント 3

YAP

あまり深くは書けませんが、ボルボとは一緒に仕事をしたことがあり、酷暑地や極寒地にテストトリップに行ったりもしたので、いくらか思い入れのあるメーカです。
当時私が関わっていたモデルは、さすがにもうラインナップにはないのですが。
最近のボルボ、かっこいいですよね。
うちのかみさんは、ステーションワゴンは商用車みたいだと言って好きではないのですが、このデザインなら受け入れてくれそうです。
by YAP (2013-10-27 06:42) 

あんぱんち〜

ボルボも、どんどんサイズが大きくなっていますよね。
これも時代の流れでしょうか・・・。

by あんぱんち〜 (2013-10-27 15:56) 

めろんぱん

>YAPさま
そんなお仕事をされていたのですか。
聞くだけでも大変そうです(^^;)

850の頃からボルボは気になっていたので、
以前の箱っぽいデザインも好きです。
見た目以上に60シリーズでは乗り味が大きく変わったため、
旧ユーザーは乗り替えづらいでしょうね。

>あんぱんち~さま
Dセグメントでは、長さはまだしも、
全幅1800mm超えは当たり前になってしまいましたからね。
試乗ではあまり気にならなくても、
自宅周辺で乗ると電柱すり抜けるのにドキドキするサイズです(苦笑)
by めろんぱん (2013-10-27 23:24) 

コメントを書く

お名前:
URL:
コメント:
画像認証:
下の画像に表示されている文字を入力してください。

トラックバック 0

XPERIA復活!P7700手賀沼で試し撮り ブログトップ

この広告は前回の更新から一定期間経過したブログに表示されています。更新すると自動で解除されます。